当ブログには広告を含む記事があります

3歳児健診の屈折検査で弱視判明!精密検査の流れと眼鏡生活の様子

3歳児健診で弱視判明

3歳児健診では視力検査があります。
視力は問題ないだろうと思っていた我が子が「弱視の可能性あり」と言われたら、不安になってしまいますよね。

当時3歳だった私の息子も予想外の弱視判定を受け、様々な不安が頭を駆け巡りました。

むすぶ
むすぶ
  • 弱視の検査や治療って何をするの?
  • 視力は良くなるの?
  • 子どもがメガネを嫌がったらどうしよう

この記事では、弱視判明当時の私と同じような不安を抱える方に向けて、息子の弱視検査の流れ眼鏡生活の様子をお伝えします。

弱視の治療法や経過には個人差があります。
この記事では遠視性弱視である息子の一例をお伝えしているだけです。
お子様の実際の治療や配慮事項については専門医師とご相談ください。

▼ 眼鏡っ子の入園準備と幼稚園生活についての記事はこちら

「弱視」と診断されるまで

息子は3歳児健診で行われた目の屈折検査で屈折異常を指摘され、その場で眼科医による再検査を受けました。

そこで「弱視の可能性」を伝えられ、後日眼科での精密検査を経て「強度遠視による弱視」との診断を受けました。

ここでは、弱視判明前の息子の目の様子と、実際の検査の流れを詳しくお伝えします。

見えにくい素振りはなかった

普段の生活の中で息子の視力に疑問を感じたことは一度もありませんでした。
テレビは離れていても見ているし、遠くの小さな飛行機を指差すこともありました。

初めて「あれ?」と思ったのは3歳児健診の2日前。

健診の書類に家で行う簡易的な視力検査の結果を書かなければいけないので、書類に記載されている通りに距離を測って片目を隠して検査を行いました。

息子
息子

う〜ん・・・わかんない

お昼寝前だったこともあり「集中力の問題か、ひょっとしたら少し視力が弱いのかもしれないな」くらいにしか考えておらず、提出書類には見えなかった旨を正直に記入しました。

屈折検査で引っかかり再検査

健診当日、子どもたちは全員、目の屈折異常がないかを調べる屈折検査を受けます。

息子はそこで屈折異常が判明したため、再検査を行うため眼科医のいる別室へ案内されました。

屈折検査の結果を見ながら家でやったような視力検査を再度行い、「うーん…」と難しい顔をする眼科医さん。

眼科医
眼科医

両目とも結構強めの遠視だと思います。
眼科で精密検査を受けてください。

両目・結構強め」という言葉にショックを受けながらも急いで眼科を予約し、後日眼科での簡易検査で「強い遠視と乱視による弱視状態」と診断されました。

眼科医
眼科医

先天性だから生活習慣は全く関係ないよ。
年齢が低いほど治療の効果が出るから、早く発見できてよかったね。

不安だらけではありましたが、先生のこの言葉で少し心が軽くなったのを覚えています。

精密検査前のアトロピン点眼

より正確な目の状態を調べるため、目の筋力を緩めて瞳孔を開くアトロピン点眼液を1週間点眼してから精密検査をすることになりました。

このアトロピン点眼液がかなり目に沁みるようで、「痛い!痛い!」と嫌がる息子に1日2回点眼するのは本当に大変でした。

  • おもちゃやお菓子のご褒美作戦
  • 「あと何回で終わり」が分かるシール作戦
  • 寝ている間にささっと点眼作戦

色々と試行錯誤したものの、痛いものは痛いので毎回夫と2人がかりで大騒ぎ。

一番息子のに合っていたのは、一回ずつシールを貼っていき「あと何回で終わり」が目に見えるようにするシール作戦でした。

なんとか1週間の点眼を終えて無事に精密検査を終え、治療用眼鏡の処方を受けることができました。

アトロピン点眼により瞳孔が開くので室内でもかなり眩しそうでした。
外出のためにもサングラスを事前に用意しておくことをお勧めします。

むすぶ
むすぶ

息子はアトロピン点眼の効果が切れるまで、このサングラスをかけて外出していました。

眼鏡生活が始まった

息子が眼鏡を嫌がるんじゃないかと不安だったのですが、意外と抵抗なくかけてくれました。

幼児の眼鏡選びとおすすめのブランドについてはこちら▼

弱視は眼鏡をかけてもすぐに見え方が変わるわけではありません。

ですが眼科の先生曰く、眼鏡で屈折矯正がされると脳の負担が軽くなるので、見え方が変わらなくても無意識下でスッキリ感を感じるそうです。

そのため、眼鏡を全然嫌がらない子は意外と多いらしいです。

他に息子が眼鏡を嫌がらなかった理由として、

  • 息子に眼鏡の必要性を伝え、ある程度理解できていたこと
  • 私が普段から眼鏡をかけていたので、元々親しみがあったこと

なども関係あるのかなと感じました。

眼鏡を嫌がる子には、伊達眼鏡でも良いのでママもお揃いにすると効果があるかもしれません。

むすぶ
むすぶ

眼鏡姿で祖父母に会うことは恥ずかしがっていたので、「似合う!素敵!」と持ち上げてもらいました…笑

最後に:2年後の視力

弱視の診断を受けてから丁度2年が経ち、息子の矯正視力は0.3から1.0まで上がりました。

眼科の先生に「弱視は卒業!」と言っていただけて、月1だった眼科通いも今では2ヶ月半に1度になりました。

遠視と乱視が治ったわけではないので裸眼視力は当初とあまり変わっておらず、眼鏡とはまだまだ長い付き合いになりそうですが、これからも息子の目と気長に向き合っていきたいと思います。

この記事を書いた人
むすぶ

5歳息子と3歳娘を育児中です。
このブログでは『園児ママに役立つ情報』を中心に発信しています。
 
幼稚園教諭の経験から担任目線の情報も含めて書いています。
 
※大学で子どもの発達について学び「幼稚園・小学校・特別支援学校」の教員免許を保有
 
全ての記事は「実体験に基づいた情報であること」を大切にしています。

むすぶをフォローする
暮らし
むすぶんち
タイトルとURLをコピーしました