入園願書に子どもの顔写真を貼るとき、こんなことで悩みませんか?
- スマホで撮った写真でも良いのかな?
- 服や背景はどうしよう?
- 笑顔と真顔、どっちがいいの?
- 提出サイズに合わせて印刷できない!
この記事では、「願書に適した写真の撮り方」と「スマホ写真を提出サイズに調整する方法」を詳しく解説しています。
筆者は毎年120人以上が入園する超マンモス幼稚園で担任をしていました。
実際に様々な願書を見てきた経験から、願書に適した写真について担任目線でお伝えします。
結論から言うと、願書の写真ではスマホで撮ったスナップ写真が最適なんです!
サイズ調整もスマホの無料アプリで完結しますので、その手順も詳しく説明していきますね。
幼稚園によっては入園確定後の「家庭調査票」に写真を貼る場合もあります。
どちらの場合でも気をつける点や印刷までの工程は同じです。
願書に写真が必要な理由
願書に写真を貼る一番の理由は、
先生が子どもの顔を覚えるため
です。
担任は入園前に子どもの顔を覚えながら「健康上の注意事項」や「性格面での配慮事項」をチェックしています。
担任だけでなく、バスの先生や事務員さんなど、園全体で子どもの顔を把握することで安全で円滑な園運営ができるんです。
つまり願書の顔写真に求められているのは、
子どもの普段の顔がはっきりわかること
なんです。
これを頭に置いた上で、具体的にどんな写真がいいのか見ていきましょう!
スマホで撮るスナップ写真がベスト!
願書の写真はスマホで撮るのがベストです!
- 何度でも撮り直しができる
- 緊張せずに自然な表情で撮ることができる
- 明るさやサイズなど、撮影後の編集が簡単
「とにかくたくさん撮って、後からベストな一枚を選ぶ!」
これができるのもスマホの利点です。

私は普段の写真でもよく連写してます(笑)
普段の生活の中でささっと撮れるので、緊張していない自然な表情が撮れます。
いわゆる「お受験」の幼稚園でない限り、スタジオなどできっちりとした写真を撮る必要はありません。
NG写真とOK写真:服装・背景・表情
では具体的にNG写真とOK写真の例を比べて見ていきましょう。
(※フリー素材を使用したイメージ写真です)
園から背景やポーズの指定がある場合はそちらに従ってください。
ここではいわゆる「お受験」ではない幼稚園を想定しています。
NG写真の例
私が実際に様々な願書を見てきた中で、「これは避けた方がいいな」と思った写真の特徴を紹介します。

NG写真に共通しているのは、顔がよく分からないということです。
特に「目が開いてない笑顔の写真」を貼る人は結構いますので、「普段の顔」がわかるかどうかを意識して写真を選びましょう。
同じ理由で、「うつむいている」「顔に影が入り過ぎている」といった写真も避けましょう。
OK写真の例

顔がよくわかる写真であれば、基本的になんでもOK!
部屋でも屋外でも、顔に影が入らないように注意しましょう。
シンプルな背景がベストですが、顔と同化していなければ遊具や家具の写り込みがあっても大丈夫です。
その場合は、ポートレートモードで撮影すると背景がぼけて顔がよりはっきり見えます。
顔に被っていなければポーズを取ったり何か持っている写真でも大丈夫です。

息子は曇りの日に広場で撮りました。
影ができにくく、背景も草だけなのでおすすめです!
証明写真アプリでサイズを調整する
良い写真が撮れたら、提出サイズに合わせて調整して印刷します。
▼『証明写真作成アプリ』で好きな大きさに印刷サイズを調整することができます。
直感的に操作できる無料アプリなので、慣れれば1・2分で出来ちゃいますよ!
今回は縦4cm×横3cmサイズで印刷してみます。
▼アプリを起動すると下の画面が出ますので、赤丸箇所を順番に選択します。

▼指でピンチアウトや回転をさせて枠の中に写真を納めます。
「頭ガイド線」のボタンから自動で合わせることもできます。
終わったら「調整終了」を押します。

▼次の画面で明るさなども変えることができますが使いにくいので、写真アプリなどで事前に調整した写真を使うことをおすすめします。
仕上がりを確認して「はい」を押します。

▼枚数と用紙サイズを設定します。
右の画像のように、別の写真を追加して混ぜて印刷することもできます。
用紙を無駄なく使えますね。
枚数設定が終わったら「次画面」を押します。


▼「保存する」を押すとスマホのカメラロールに入るので、余白なしで印刷するだけです!

お疲れ様でした!
まとめ:顔がはっきり見える写真を貼ろう
願書写真の「NG例とOK例」「サイズ調整の仕方」についてお伝えしました。
顔がはっきり見える写真であることを確認し、先生に子どもの顔をしっかり覚えてもらいましょうね!