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【担任おすすめ】幼稚園で3年間使える「大きめ上履き袋」のサイズと素材

卒園まで使える上履き袋アイキャッチ

みなさん入園準備お疲れさまです!

入園準備で必須とも言えるのが『上履き袋』です。

経済面でも愛着面でも、出来れば卒園まで3年間使えたらいいな〜って思いますよね。

私が勤めていた幼稚園は、「30名×5クラス×3学年」のマンモス園でした。
上履き袋の指定条件が一切無かったので、サイズ素材も十人十色。

本当に多種多様な上履き袋を見てきた中で、子どもが卒園までの3年間快適に使える上履き袋の特徴をまとめてみました。

この記事の内容
  • 卒園まで使える大きめサイズとは
  • 丈夫で長持ちする生地の選び方
  • 子どもが使いやすい「入れ口」の形

では順番に説明していきます。

独自の禁止事項がある幼稚園もあります。
(サイズ指定や”キルティング禁止”など)
事前に確認してから準備に取り掛かりましょう!

上履き入れのサイズ:卒園まで使える大きめサイズ

上履き袋はゆったりサイズの方が子どもも出し入れがしやすく、長く使えます。

しかし「小学生用」などあまりに大きすぎても園児には扱いにくいで、程良いゆったりサイズにしたいところです。

園児が使う上履き袋のサイズのおすすめは

  • マチあり:縦25cm×横23cm×マチcm
        (縦はマチ分を含めない)
  • マチなし:縦30cm×横23cm

(卒園時の足サイズを18cm程度と想定しています。)

縦30cm×横20cmが幼稚園用とされているサイトもありますが、おすすめは横23cmです。

私が息子の入園時に横20cmで作った上履き袋は、年中の2学期に「キツくて入れにくい」と言われてしまいました。
(足サイズ16.5cm)

むすぶ
むすぶ

入園時は小柄だったので横20cmで充分だと思っちゃったんです。

結局、作り直しました…

特に裏地がツルツルしていない素材(綿とか)の場合、靴底のゴムとの摩擦で引っかかり、幼児がスムーズに出し入れするには横幅に結構な余裕が必要です。

同じ理由で、マチが4cm〜5cmくらいはあった方が子どもでも奥までスポッと入れられます。

マチなしにする場合や巾着タイプにする場合は、縦を長め(最低30cm)にとっておきましょう。

上履き入れの生地:耐久性と入れやすさ

「園児が長く使う」という目的で考えると、シーチングやブロードなどの薄手の生地は上履き入れには心許ないです。(裏地が頑丈でない限り)

ここでは、丈夫で子どもも扱いやすい素材として「キルティング」と「オックス」をおすすめします。

キルティングはとにかく「丈夫」

一番丈夫なのはやはり『キルティング』です。

厚みがあり嵩張るため禁止されている園もありますが、そういった規定がない限りおすすめの素材です。

キルティングの利点
  1. 裏地なしでも丈夫
  2. 型崩れせずアイロン要らず
  3. 汚れてもガシガシ洗える
  4. 園児が持ってると可愛い
むすぶ
むすぶ

4は完全に主観ですが、キルトのもこもこ感が園児らしくてキュンとします!

園や子どもにもよるのですが、結構上履き袋って外側も内側も汚れるんです。

息子の上履き袋も「なんでこんなに泥だらけ?!」と思ったら、園バス待ちの間に地面に置いていたそうで…(しかも雨上がり)

入れる靴自体が汚いし、頻繁に洗いたい上履き袋。
丈夫なキルティングならガシガシ洗っても破れる心配がありません。

生地が厚く型崩れしにくいので子どもが扱いやすい点も魅力です。
気に入った柄がない場合は裏地としてキルティングを使うのもお勧めです。

入園準備時期は店舗でも通販でも柄物生地が豊富に出回りますので、お子さんとお気に入りの生地を探してみてください。

オックスは縫いやすくデザインも豊富

キルティングが不可の場合、おすすめなのはオックスです。

オックスの利点
  1. 適度な厚みがあるので子どもでも靴を入れやすい
  2. 生地に張りがあるので初心者でも縫いやすい
  3. 色や柄が豊富

オックスは張りがあるのでジグザグ縫いの時にもヨレることが少なく、初心者の方でも手作りしやすい生地です。

洗濯後はキルティングよりも乾きやすいですが、多少シワができるのでアイロンが必要かと思います。

無地やストライプや柄物と種類も豊富なので、組み合わせ次第でオリジナルの素敵な上履き袋が出来上がります。

入れ口の形:幼稚園ならDカンタイプ

入れ口のタイプは「Dカン」「巾着」「ファスナー」の3つが主流ですが、幼稚園用なら余程こだわりがない限りDカン一択でいいと思います。

「開けて→入れて→閉める」の工程においてDカンが一番スムーズです。

むすぶ
むすぶ

実際、私の勤めていたマンモス園の子どもたちの8割近くがDカンタイプでした。

巾着やファスナーは普段慣れていても「あれ、開かない」っていう瞬間があったりします。
口が固かったりファスナーが生地に噛んじゃったり。

「そんなの大したことない」と思うかもしれないんですけど、実際の登園や降園の現場ってわちゃわちゃしてて子どもたちの気もそぞろ。

特に年少さんはちょっとした手間ですごく焦ったりするんです。

「友だちが先に行っちゃう!」とか「一番になれない!」とか…
心中は様々ですが、大人にとって「大したことないこと」で一刻を争うのが子どもです笑

手作りするにしても、持ち手を付けるだけのDカンタイプが一番簡単だと思うので、特に理由がなければDカンタイプでいいと思います。

アクリルテープとDカンのセットも販売されています。
100均や手芸店や通販などで生地に合うものを探してみてくださいね。

まとめ:気に入った上履き入れを長く使おう

子どもが卒園までの3年間快適に使える上履き袋について書いてきました。

この記事のまとめ
  • マチあり:縦25cm×横23cm×マチ5cm
        (縦はマチ分を含めない)
  • マチなし:縦30cm×横23cm
  • 幼児ならDカンタイプほぼ一択
  • 生地はキルティング、もしくはオックスがおすすめ

少しでも入園準備のお役に立てたら嬉しいです!

この記事を書いた人
むすぶ

5歳息子と3歳娘を育児中です。
このブログでは『園児ママに役立つ情報』を中心に発信しています。
 
幼稚園教諭の経験から担任目線の情報も含めて書いています。
 
※大学で子どもの発達について学び「幼稚園・小学校・特別支援学校」の教員免許を保有
 
全ての記事は「実体験に基づいた情報であること」を大切にしています。

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