入園準備の一つとして必要なお弁当箱。
容量や段数など様々で、どんなお弁当箱が子どもに合っているのか迷ってしまいますよね。
「容量〇〇mlがおすすめ!」と言われても、具体的なイメージが湧かない方も多いのではないでしょうか。
この記事では、私が実際に幼稚園児の息子に持たせたお弁当の写真をお見せしながら、学年別の容量の目安とおすすめのお弁当箱について説明しています。
私は幼稚園教諭として全ての学年で担任経験があり、数多くの園児のお弁当を見てきました。
その中でも息子のお弁当の量はちょうど平均的なので、ぜひ参考にしてください!
お弁当箱の学年別容量(実際の写真付き)
一般的に目安とされているお弁当箱の容量は以下の通りです。
- 年少(3~4歳)…280ml
- 年中(4~5歳)…360ml
- 年長(5~6歳)…450ml
これは幼児が一食に必要なエネルギー量から割り出された数字ですが、「容量〇〇ml」と言われてもピンときませんよね。
ここからは私が息子に持たせている実際のお弁当の写真を見ながら、容量の目安について説明していきます。
地味弁当です…笑
なお、息子のお弁当箱は1段でも2段でも使用できるため、量を調整しながら3年間同じお弁当箱を使っています。
年少:目安280ml
息子の年少時のお弁当です▼
- お弁当箱の下段(300ml)のみ使用
- おにぎり、おかず2〜3種類、デザート
- 崩れない程度に緩めに入れる
- 二学期頃からギッチリ詰めるようになった
家では食欲旺盛な子でも、慣れない幼稚園でのお弁当ではあまり食べられない場合があります。
私が担任をしていた年少クラスでも、周りが気になって食事が進まない子や、みんなが食べ終わると焦って泣いてしまう子もいました。
特に入園して間もないうちは、余裕をもって完食できる量で様子を見ましょう。
息子の場合、一学期は崩れない程度に緩めに詰めていましたが、二学期からは「もう少し増やしても大丈夫」と言われたのでギッチリと詰めるようになりました。
お子さんと相談しながら量を調整していきましょう!
年中:目安360ml
年中の二学期から2段にサイズアップしました▼
- 2段使用(上段215ml、下段235ml)
- 上段はおにぎり1個と果物
- 下段は崩れない程度に緩めにおかずを入れる
※ 下段の容量が年少時と変わっているのは、上段が重なる分、下段単体で使うよりも入る容量が減るためです。
上段はおにぎりを2個入れたら「多すぎる」と言われたので、デザートを多めに。
下段のおかずは崩れない程度に緩めに詰め、食べる量の増加とともに少しずつ詰める量を増やしていきました。
私が担任をしていた年中クラスでは、息子と同じような2段弁当か、大きめの1段弁当の子が多かったです。
食べる量は個人差が大きいので、お子さんと相談しながら決めていきましょう!
年長:目安450ml
年長ではおにぎりを増やしました▼
- 2段使用(上段215ml、下段235ml)
- 上段も下段もギッチリめに詰める
- 食欲によっておにぎりの大きさを調整
息子が通う幼稚園は「別容器」が禁止なので果物を一緒に入れていますが、私が担任をしていた年長クラスでは果物を別容器に入れてご飯とおかずをギッチリ2段に詰めている子も多かったです。
容量を調節できるお弁当箱が便利!
ここまでの写真でなんとなく学年別お弁当のイメージが掴めたでしょうか。
食べる量が変化する幼児期では、1段でも2段でも使えるお弁当箱が便利です。
息子はアイコレクションの名入れお弁当箱を使っていますが、幼稚園で使うお弁当箱として嬉しいメリットがたくさんあります!
豊富なデザインの中から息子は乗り物柄を選びました。
柄も名前の色も息子本人が自分で選んだ世界に一つのお弁当箱なので、毎日とても嬉しそうに使っています。
毎回食洗機に入れていますが、3年経っても蓋のプリントが全然ハゲていません。
▲ 娘用に買った新品と比べても鮮やかさに遜色ありません。
小学校に入ってもまだまだ使えそうです^^
そしてなんと、好きな写真や手書きイラストでも蓋をデザインすることができます!
「大好きなペットの写真と自分の名前が入ったお弁当箱」なんてことも出来ちゃいますよ。
まとめ:余裕をもって食べ切れる量から少しずつ増やそう!
ここまで学年別のお弁当の量とおすすめのお弁当箱についてお伝えしました。
食べる量に関しては個人差が大きいので、入園前におうちでお弁当箱で食べる練習をしながらお子さんと量について話し合っておくと安心です。
特に入園して間もない頃は、「こんなに少なくて大丈夫かな?」と思うくらいの量から始めても大丈夫です。
完食の喜びを味わえるように量を調節してみてくださいね!